ニュースの要約
- 中国の電気自動車(EV)大手BYDが昨年の決算を発表。
- 売上高は前年比29%増の7770億元(約16.1兆円)。
- 販売台数は427万台で、テスラを上回る。
- BYDは外国ブランドの支配を打破し、業界のリーダーと主張。
- 新たな運転支援システムや急速充電技術を導入。
ニュースの概要
中国の電気自動車(EV)大手であるBYDが、昨年の決算を発表した。売上高は7770億元(約16.1兆円)で、前年比29%の増加を記録した。注目すべきは、その販売台数で、ハイブリッド車を含むトータルで427万台に達し、米国のテスラを凌ぐ性能を発揮したことだ。テスラの昨年の売上高は977億ドル(約14.7兆円)、販売台数は179万台であり、BYDの成長は特に目を引く。BYDのCEO、王伝福氏は、同社が全分野でリーダーとなり、外国ブランドの支配を打破したと述べている。さらに、BYDは「天神之眼」と呼ばれる高度な運転支援システムをほぼ全車種に標準装備すると発表し、充電の面でも5分で400キロ走行可能な新たな技術を発表した。一方で、トランプ政権の関税措置により、中国製のEVは米市場から締め出されているが、BYDは中国国内市場でのシェアを拡大している。業界の統計によれば、昨年の新エネルギー車販売のシェアにおいて、BYDは32%を占め、テスラは6.1%に留まった。
日本株全体への影響
このニュースは、世界のEV市場での競争の激化を示唆しており、日本国内の自動車株にとって圧力となる可能性が高い。特に、日産やトヨタといった大手企業もEV分野において競争力を維持しなければならない。BYDの成長は、テスラを含む他の国々の企業の市場シェアを奪うことが証明されており、日本企業も同様に市場を脅かされることになる。そのため、日本株全体にとっては、特に自動車関連株に下押し圧力がかかると考えられる。評価は「-3」とする。
日本の個別株への影響
トヨタ自動車(7203・東証一部)
評価:-2
予想解説
トヨタはEV市場でも競争力を高めようとしているが、BYDの急成長に対して市場シェアが脅かされる可能性が高い。
日産自動車(7201・東証一部)
評価:-3
予想解説
日産もEVに注力しているが、BYDの販売台数には大きく水をあけられているため、株価にネガティブな影響を与える。
ホンダ(7267・東証一部)
評価:-1
予想解説
ホンダはEV市場へのシフトが遅れているため、競争後れが株価に影響を与えるかもしれないが、影響は比較的軽微。
スバル(7270・東証一部)
評価:-2
予想解説
EVへの転換が遅れているスバルは、BYDの台頭により一定の株価圧力を受けると考えられる。
住友商事(8053・東証一部)
評価:-1
予想解説
商社としての幅広い事業ポートフォリオがあるため、直接的な影響は軽微だが、EV関連のビジネスが影響を受ける可能性。
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