ニュースの要約
- スズキ・フロンクスが月販目標1000台に対して1713台を販売。
- スズキは1万台以上のバックオーダーを持つ。
- フロンクスはインドでの成功を受けての販売拡大。
- ホンダWR-Vも2024年3月末に正式発売、初月好調。
- WR-Vの中古車市場で価格が急落中。
ニュースの概要
スズキの新型コンパクトクロスオーバーSUV「フロンクス」の販売が予想以上に好調を示している。車両の発売から初めてのフルカウントとなる2024年11月の販売台数は、月販目標の1000台を大きく上回る1713台に達したという。加えて、スズキはフロンクスに対するバックオーダーが1万台を超えており、この背景にはインドでの人気も影響している。スズキがインドで成功を収めたことで、増産体制が整いにくい状況が続いている。
同時に、ホンダのWR-Vも2024年3月末に国内発売され、好調な売れ行きを示している。特に最廉価グレードのオーダーが集中しており、納車待ちが長期化している。しかしながら、2024年の秋頃からWR-Vの未使用中古車が市場に多く出回るようになり、需要が減少していると見られている。また、ダイハツのトヨタ・ライズも出荷停止から復活しつつあり、販売動向に変化が出ている。これにより、WR-Vの中古車価格が急落する兆しが見え始めている。加えて、流通している中古車の多くは未使用状態のものが多いため、市場の需給バランスが崩れている。
日本株全体への影響
今回のニュースは、自動車産業全体にポジティブな影響を与える可能性が高い。特にコンパクトSUV市場の拡大は、若年層を中心に人気が高まっており、消費者の需要を反映する形で自動車メーカーの株価にプラスの影響を及ぼすだろう。また、スズキとホンダの好調な販売実績は他の自動車メーカーにも良いニュースとして受け止められ、全体的な株式市場にも明るい材料となる。したがって、日本株全体への影響を評価すると+3としたい。
日本の個別株への影響
スズキ(7269・東証プライム)
評価:(+4)
予想解説
フロンクスの販売好調は、スズキの業績改善に寄与するため株価は上がると予測される。
ホンダ(7267・東証プライム)
評価:(+3)
予想解説
WR-Vの好調な初週販売は、信頼性やブランド力の向上につながり、株価上昇に寄与する可能性がある。
トヨタ(7203・東証プライム)
評価:(+2)
予想解説
ライズの出荷再開はポジティブな要因だが、他モデルとの競争が激化する中での評価が重要。
ダイハツ(7262・東証プライム)
評価:(+2)
予想解説
ダイハツのOEM車であるライズが販売回復することで、ダイハツの業績にもプラス要因となる。
マツダ(7261・東証プライム)
評価:(+1)
予想解説
新しいSUVモデルが市場で受け入れられることが期待され、若干の株価上昇が見込まれる。
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