ニュースの要約
- 東京オートサロン2025でBYDの新型EV「シーライオン7」が公開。
- シーライオン7はBYDの日本導入モデルとして4番目で、2025年春発売予定。
- 世界的にEV市場は厳しい状況だが、BYDは前年比+41.3%の販売実績。
- 日本市場ではEV販売が前年比+53.7%の伸びを示す。
- PHEVが都市部で評価されており、日本では商品ラインナップの拡充を検討中。
ニュースの概要
2025年1月10日から12日に幕張メッセで開催される東京オートサロンにおいて、中国の自動車メーカーBYDが新型EV「シーライオン7」を発表しました。この車両はBYDの日本導入モデルとしては4番目のもので、2025年春の発売を目指しています。シーライオン7はラージサイズのSUVであり、2024年の日本カー・オブ・ザ・イヤー各賞受賞を記念した特別限定車のSUV版として位置づけられています。BYDは2024年、世界で4272万台を販売し、前年比41.3%の増加を記録していますが、販売台数の内訳はPHEVが58%、EVが42%を占めています。しかし、日本市場ではEVのみの販売が行われ、2223台を前年比53.7%増で販売したと報告されています。BYDの日本法人社長、東福寺厚樹氏は、日本市場における商品ラインナップの拡充と新モデルの投入への意欲を示しており、充電インフラの課題を受け、PHEVの評価が高まっている背景も述べています。全体としてBYDは、日本市場への本格的な進出を計画している模様です。
日本株全体への影響
このニュースは日本株全体に対してプラスの影響を与えると予想されます。特に、EV市場の成長が見込まれる中、日本企業も今後の競争に備えるための動きが活発化するでしょう。国内の自動車メーカーや部品供給企業にとって、BYDの動きは市場の潜在的な拡大を示唆しており、これが投資家の期待感につながる可能性があります。したがって、全体としては日本株は上昇基調となると見ています。
日本の個別株への影響
トヨタ自動車(7203・東証一部)
評価:(+4)
予想解説
トヨタはEV市場での競争が激化する中、BYDの新モデル情報を受け、さらなるEV開発に拍車がかかるでしょう。
ホンダ(7267・東証一部)
評価:(+3)
予想解説
ホンダもEV市場のラインナップ拡充を進めているため、BYDの動きは追い風になる可能性があります。
日産自動車(7201・東証一部)
評価:(+3)
予想解説
日産はEVでの先行者的存在です。BYDの成功に刺激を受け、さらなる販売促進策を打ち出すことが考えられます。
カシオ計算機(6952・東証一部)
評価:(+1)
予想解説
カシオはEV関連の電子機器も手掛けているため、BYDの進出が期待できるが、直接的な影響は限定的か。
デンソー(6902・東証一部)
評価:(+4)
予想解説
デンソーはEV関連部品の供給を行っており、BYDの成長がその売上に寄与する可能性が高いです。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。