ニュースの要約
- ビットコインが16日に一時10万5000ドル台を記録し、過去最高値を更新。
- トランプ氏が暗号資産推進の姿勢を示し、ビットコイン戦略備蓄の設置を提案。
- ビットコインは一時10万6500ドルまで上昇。
- 市場の期待によると次の目標は11万ドル。
- 仮想通貨業界は議員候補支援に巨額の寄付を行っている。
ニュースの概要
2023年10月16日、ビットコインが一時10万5000ドルを超え、過去最高値を更新しました。この価格上昇は、トランプ次期米大統領が仮想通貨推進の立場を明確にし、仮想通貨に関する新たな戦略、特に「戦略石油備蓄」のようなビットコインによる備蓄制度の設立について言及したことが背景にあります。トランプ氏は、中米局勢が変化する中で、米国は他国に遅れをとるべきではないとして仮想通貨への先導的な姿勢を強調しました。
市場では、現在の価格帯を基に次なる目標価格として11万ドルが期待されています。また、トランプ氏がAIと暗号資産の責任者にデービッド・サックス氏を指名したことも、仮想通貨業界の支持を更に高める要因と見られています。一方、業界全体で1億1900万ドル以上が次期選挙の候補者支援に使われているとのことです。このような動きは、ビットコインをはじめとする暗号資産の認知度と浸透度を高めると同時に、これからの投資動向にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
日本株全体への影響
ビットコインの価格上昇は、暗号資産に関連する企業や業種にとってプラスの影響を与えるでしょう。具体的には、金融技術やブロックチェーン関連の企業が注目され、投資資金が流入する可能性があります。ただし、仮想通貨市場の過熱感が全体の景気を不安定にさせるリスクも存在し、日本株市場には若干の揺らぎも見込まれます。そのため、日本株全体への影響はプラス寄りで、評価は+3と予想します。
日本の個別株への影響
マネックスグループ(8698・東証)
評価:+4
予想解説
マネックスグループは仮想通貨取引所を運営しており、ビットコインの価格上昇は直接的な利益増加に繋がるため、株価が上昇する可能性が高い。
GMOインターネット(9449・東証)
評価:+3
予想解説
GMOも仮想通貨関連事業を展開しており、ビットコイン価格の上昇は取引高を増加させる要因となり、業績にプラス影響を与える可能性がある。
ビットポイント(4388・東証)
評価:+5
予想解説
ビットポイントはビットコインの取引所運営を行っており、価格の急騰により新たなユーザーの獲得が見込まれ、業績が大きく伸びる可能性がある。
株式会社日経(9984・東証)
評価:+2
予想解説
日経は金融情報を提供しているため、仮想通貨市場の動向が広がることで新規事業の拡大が期待できるが、直接的な影響は限定的。
SBIホールディングス(8473・東証)
評価:+3
予想解説
SBIは仮想通貨関連事業を手掛けており、ビットコイン価格の上昇が活発化する中で、その事業の成長が予想されるため、株価上昇が期待できる。
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