ニュースの要約
- NRIの調査により、2023年時点で日本の富裕層と超富裕層が165万世帯に達した。
- 「いつの間にか富裕層」として、年齢40代後半から50代の一般会社員の層が増加している。
- これらの層は純金融資産が5千万円以上1億円未満の準富裕層からの上昇が多い。
- 富裕層増加の一因として、株価の高騰が挙げられている。
- アベノミクス以降の株主還元の強化と金融緩和が、資産運用の活性化につながった。
ニュースの概要
2023年2月に発表された野村総合研究所(NRI)の調査によると、日本における富裕層と超富裕層の世帯数が165万に達し、これは調査開始以来の最高値となります。この増加の背景には、「いつの間にか富裕層」と呼ばれる新たな層が存在しており、年齢は40代後半から50代にかけて、主に一般の会社員で構成されています。これらの人々は、もともとは準富裕層(純金融資産5千万円以上1億円未満)からの移行者であり、その増加の理由として株価の高騰が挙げられています。アベノミクスが始まる2013年から株価は上昇を続け、資産運用の討議が活発化しました。この経済政策の影響により、従業員持株会での自社株購入や、新NISA制度の導入などが功を奏した結果、着実に資産が増加したとされています。さらに、この調査によれば、富裕層の増加は都市部に集中していることも指摘されており、都市部では株価上昇の恩恵を受けやすい企業に勤める人が多いためと考えられています。
日本株全体への影響
日本の株式市場全体には、富裕層の増加がポジティブな影響を与えると予想されます。富裕層の増加に伴い、投資マインドが高まり、個人投資家の株式市場への参加が増えることが期待されます。また、企業の利益や株主還元の強化が進むことで、株式市場全体が活性化する可能性があります。このような背景を考慮すると、短期的には株価の上昇が見込まれるでしょう。したがって、日本株全体への影響を評価すると、+4とします。
日本の個別株への影響
三菱商事(8058・東京証券取引所)
評価:(+4)
予想解説
三菱商事は、富裕層の資産増加により、消費動向が改善すると期待されます。特に、高級商品や投資関連のサービスが増加する中で、同社の業績向上が見込まれます。
トヨタ自動車(7203・東京証券取引所)
評価:(+3)
予想解説
富裕層増加に伴い、自動車の需要も高まる可能性がありますが、世界的なサプライチェーンの影響も考慮し、慎重な予測を立てます。
ソフトバンクグループ(9984・東京証券取引所)
評価:(+4)
予想解説
RXに含まれるテクノロジー企業の成長が見込まれ、資産運用の活性化を受け利益が増加するでしょう。
任天堂(7974・東京証券取引所)
評価:(+3)
予想解説
ゲーム市場が成長する中で富裕層の消費が任天堂にも好影響を及ぼすと考えられますが、競合企業の動向にも注意が必要です。
リクルートホールディングス(6098・東京証券取引所)
評価:(+2)
予想解説
富裕層の増加により人材市場が活性化し、同社にもプラスの影響が出るものの、景気の影響を受けやすい業種であるため慎重です。
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