ニュースの要約
- 大手銀行5行が4月の住宅ローン金利を発表。
- 変動型金利を全行で0.25%引き上げ、2.875%となった。
- 日銀の追加利上げに伴い、短期プライムレートが上昇。
- みずほ銀行は新規借り入れ時の基準金利を2.625%に設定。
- 優遇幅に応じた最優遇金利も上昇。
ニュースの概要
2023年4月1日、大手銀行5行(三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそな、三井住友信託)が住宅ローンの金利を引き上げることを発表しました。変動型金利については全行が基準金利を0.25%引き上げ、最終的に2.875%としたのです。この引き上げは、日本銀行が金利の上昇を示唆したことを受けたもので、特に短期プライムレートの上昇が影響しています。例えば、三菱UFJ銀行の最優遇金利は0.595%、三井住友信託銀行は0.73%と、いずれも前月から0.25%の引き上げが行われました。銀行の金利引き上げは、住宅購入を考えている消費者に対して負担を強いることになり、それによって住宅市場の需要が減少する懸念もあるため、経済全体にどのような影響を与えるか注目されています。
また、みずほ銀行においては新規借り入れに際し、基準金利が2.625%に設定され、これも前月比での上昇が見られます。金利の上昇は、負担を軽減したい消費者にとって厳しい側面もあり、住宅市場における活気が減る可能性が懸念されます。このような金利の動向は、今後の経済政策にも影響を与える要因となるため、大きな注目が集まっています。
日本株全体への影響
日本株全体に対しては、金利上昇が消費に対して抑制的な影響を及ぼすため、株価は下がる方向にあると予想します。特に、住宅関連の企業や金融関連の企業にとってはネガティブな要因が多く、全体的には投資家からのリスク評価が厳しくなるでしょう。ただし、長期的には金利上昇が景気を刺激する可能性もあるため、大幅な調整にはつながらないとの見方もあります。とはいえ、短期的には金利が上がることで消費が冷え込むリスクが高まっているため、全体的にはマイナス圏を評価します。評価は-3とします。
日本の個別株への影響
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306・東京証券取引所)
評価:+1
予想解説
金利上昇は銀行の利ザヤを改善するため、プラス材料だが、住宅ローン需要が低下する懸念もあり。
みずほフィナンシャルグループ(8411・東京証券取引所)
評価:+1
予想解説
同様に金利上昇による利ザヤ改善が期待できるが、住宅関連企業の影響を受けやすく、中立的な見方。
積水ハウス(1928・東京証券取引所)
評価:-3
予想解説
金利の上昇による住宅購入者減少で、売上および利益にネガティブな影響が出る見込み。
大和ハウス工業(1925・東京証券取引所)
評価:-3
予想解説
積水ハウス同様、金利の上昇が住宅市場冷え込みにつながるため、厳しい状況が続く予測。
東京建物(8804・東京証券取引所)
評価:-2
予想解説
不動産開発に関わる企業として、金利上昇が投資をためらわせる可能性があり、売上に影響。
カシオ計算機(6952・東京証券取引所)
評価:+2
予想解説
間接的な影響を受けにくい企業であり、マクロ経済環境が安定すれば業績は維持される見込み。
シャープ(6753・東京証券取引所)
評価:+1
予想解説
テクノロジー企業としての強みを持ち、購買意欲に直結しにくいが、全体の景気に注意が必要。
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