新名神・滋賀‐京都間の開通はいつ?残り2区間が影響|株価への影響

ニュースの要約

  • NEXCO西日本が新名神高速道路の大津JCT~城陽JCT・IC間の工事現況を報告。
  • 2024年度の開通が困難であるとの見通し。
  • 工事に時間を要する原因として、地盤改良やコンクリート殻の問題が挙げられる。
  • 進捗によっては開通が2028年度になる可能性も。
  • 八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC間は2027年度に開通予定。

ニュースの概要

NEXCO西日本が2024年12月24日に開催した新名神高速道路の連絡調整会議では、大津JCT(仮称)から城陽JCT・IC間の建設状況が報告された。この区間は滋賀と京都を結ぶ重要な路線であり、既存の名神高速道路や京滋バイパスより南を通るルートが計画されている。現在、全長25.1kmのうち約60%が土工区間、約30%が橋、残りの約10%がトンネルで構成されている。工事の現場では、予想以上のコンクリート殻や粘性土の存在により、作業が遅延しているとの報告があり、全体の進捗管理が求められている。その結果、2024年度の開通は困難とされ、完了までには少なくとも4年以上、場合によっては6年かかる見込みが示された。これに対して、同区域の開通が遅れる一方で、隣接する八幡京田辺JCT・ICから高槻JCT・IC間は2027年度の暫定的な4車線開通が目指されており、NEXCO西日本が引き続き工事の進捗と工程の見直しを行っていくとのことだ。

日本株全体への影響

このニュースはインフラ関連企業や建設業界に直接的な影響を及ぼすが、全体においてはそれほど大きなインパクトはないと考えられる。公共インフラの遅延は国としての予算の執行にも影響を及ぼし、逆に国交省などの公的投資が加速する可能性もあるため、短期的には中立的。また、長期的には建設関連株の業績改善が見込まれるが、それには時間がかかる。全体的にはあまり動きがなさそうな状況を受けて、株価に対して中立的な影響が見込まれる。しかし、特定のセクター、特に建設業界は一時的な上下動があるかもしれないため、注意が必要。

日本の個別株への影響

NEXCO西日本(0706・上場していない)

評価:(-2)

予想解説

開通延期の影響で進捗が遅れることが明確になり、事業計画に対する信頼が損なわれそう。

大成建設(1801・東京)

評価:(0)

予想解説

直接的な影響は見込まれず、依然として大型工事案件を持っているため、影響は小さい。

鹿島建設(1812・東京)

評価:(0)

予想解説

こちらも同様に、特に影響を受けず、業績には織り込まれた状況と考えられる。

清水建設(1803・東京)

評価:(-1)

予想解説

特定のプロジェクトの遅延が影響する可能性があるため、若干の下落圧力はある。

住友商事(8053・東京)

評価:(0)

予想解説

インフラ事業に関連した利益は小さく、長期的な影響はほとんどない。

カテゴリ:インフラ・交通

タグ:NEXCO西日本(0706), 大成建設(1801), 鹿島建設(1812), 清水建設(1803), 住友商事(8053), 新名神, インフラ, 高速道路, 建設業, NEXCO, 国土交通省

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※このニュース投資予測速報は、AIを利用した予想・予測の見解です。当サイトに掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。

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