人気ぬいぐるみ『ラブブ』、けんかで販売停止｜株価への影響

ニュースの要約

• 英国で人気のぬいぐるみ「ラブブ」が販売停止となった
• 販売元ポップマートが混乱を理由に店頭販売を中止
• オンライン販売は継続中
• ラブブは急成長を遂げており、過去1年でまとまった売上を記録
• セレブの愛用が影響し、SNSにも多数の投稿が存在

ニュースの概要

「ラブブ」と呼ばれるぬいぐるみが英国で人気を博しすぎた結果、ポップマート社は店頭販売を停止する決定を下しました。このぬいぐるみは特異なデザインで、愛らしさと馴染みやすさから多くのファンを持ち、特にセレブリティたちからも注目されています。リアーナやデュア・リパ、また韓国の音楽グループBLACKPINKのメンバーであるリサなど、有名人が愛用している様子がSNSで拡散され、さらなる人気を呼ぶ要因となりました。ポップマートによると、昨年の外部の売上が375.2％増加し、ラブブ単体で約30億元を生み出すなど、急成長を遂げています。しかし、人気の陰には店舗での混雑やトラブルもあり、ファンの安全を考慮して店頭での販売を一時停止することとなりました。オンラインでの購入は通常通り続いており、販売戦略の見直しが求められる状況です。この状況は、ラブブの安全な入手希望者にとってはリスクと便利さの両方を強調しており、特にSNS上でのトレンドを追う世代の購買行動に影響をもたらしかねません。

日本株全体への影響

ラブブの人気とポップマートの急成長は、日本の玩具関連株に関心を引くでしょう。具体的に日本の消費動向に影響が出る可能性があり、国内市場でも類似商品やブランド展開が進むことが予測されます。しかし、英国での混乱があるため、消費者の心理に悪影響を与える懸念も考えられます。全体として、日本株市場には中立的な影響が見込まれますが、特定の関連株にとってはプラス要因ともなり得るでしょう。それゆえ、評価は+2とします。

日本の個別株への影響

タカラトミー（7867・東京証券取引所）

評価：+3

予想解説

タカラトミーは玩具業界の大手企業であり、ラブブのようなポップなデザインのアイテムが流行すれば、関連商品が好調に推移する可能性があります。

バンダイナムコ（7832・東京証券取引所）

評価：+2

予想解説

バンダイナムコもまた影響を受けるでしょうが、ラブブとは異なるキャラクター戦略を持つため、やや影響は限定的です。

ヨシムラス（2686・東京証券取引所）

評価：-1

予想解説

ヨシムラスは主に異なる市場セグメントに特化しているため、ラブブの人気による直接的な影響は少ないと考えられます。

セガサミー（6460・東京証券取引所）

評価：+1

予想解説

エンタメ事業を抱えつつも、玩具市場への参入が遅れているため、一定のメリットはありつつも、急成長には直接貢献しないと考えられます。

サンリオ（8136・東京証券取引所）

評価：+4

予想解説

人気キャラクターのデザイン性から、ラブブが創出したトレンドの恩恵を受け、新たなファン層の開拓が期待できるため、影響は大きいと見ています。